多重債務と債務整理〜体重債務者が任意整理や自己破産を検討するべき理由

多重債務とは〜今すぐに債務整理をする理由と注意点

消費者センターや金融庁には、日々多くの借金についての相談が寄せられています。

 

中でも多いのが多重債務について。

 

キャッシング業者などを取り締まる貸金業法が改正された結果、現在は減少傾向にはありますが、いまだに相談件数は年間2万5千件にものぼるそうです。

 

多重債務とはその名の通り、複数の貸金業者からお金を借りている状態のこと。

 

借金の金額も少ないに越したことはありませんが、金融庁はそれ以上に借入件数の多さがトラブルにつながると考えているようですね。

 

普通に考えて、わざわざ何か所もの貸金業者から分けてお金を借りる必要はないような気もします。

 

それなのに多くの人が多重債務に陥ってしまうのはなぜなのでしょうか?

 

これは簡単な話で、多重債務者のほとんどは「これ以上借り入れができないから新しい貸金業者から借りる」のです。

 

つまり、多重債務者というのは慢性的にお金が無く、借金をしている人が多いということ。

 

返済できないのにお金を借りるのでは、いつか生活は破たんしてしまいますよね。

 

そうなる前に、急いで債務整理で借金を解決しなくてはいけません。

 

この記事では、多重債務者が今すぐに債務整理をした方がいい理由と、債務整理の注意点についてご紹介します。

 

また、『どう考えても現在の手取り額では、借金を返していくのが厳しいことは分かっているが現実逃避してしまっている。』

 

『借金の残高が1年以上減っておらず、利息のみ支払う状態が続いている。』

 

このような状態まで状況が悪化している方は、既に黄色信号が点滅している危険な状態です。

 

手遅れになる前に今すぐに法律事務所に相談をして下さい。

 

法律事務所は、簡単に利用できる無料シミュレーションサイトの利用が便利です。

 

それでは解説をしていきます。

多重債務に苦しむ人は多い!

多重債務とは、先ほども説明した通り複数の貸金業者から借り入れをしていること。

 

そして、その返済に苦しんでいる人のことを多重債務者と言います。

 

たとえば、消費者金融やクレジットカード会社、計3社から借り入れがあったとしても、その毎月の返済が無理なく支払えていて、完済までの期間も短い場合には、そこまで深刻な問題とは言えませんね。

 

多重債務者が問題視されるのは、“完済までいつまでかかるのか分からないような借金を抱え、自転車操業的に返済をしているから”なのです。

 

これはどういうことなのかと言うと、Aさんの例で説明してみましょう。

 

Aさんは毎月のお給料が手取り20万円のサラリーマンです。

 

キャッシングやカードローンの利用しているうちに借金が膨らみ、現在は計4社から総額200万円の借金を抱えてしまいました。

 

すべて金利は18%で、1社2万円ずつ毎月返済をしています。

 

この場合、完済までには約32か月かかり、毎月の負担は8万円。

 

実家暮らしであれば問題ないかもしれませんが、1人暮らしで家賃や生活費などがかかる場合には借金返済の済ませると残り12万円で生活しないといけませんね。

 

このような生活を2年以上続けていくのは、精神的にもかなりつらいはず。

 

※参考:モビット返済シミュレーション
http://pc.mobit.ne.jp/web/pc/AP001S0500.do?pub=DRL_1217_NA000001_6922&on=YH_&df=1

 

多重債務の問題は、金銭面の負担が大きく、借金返済が精神的にも大きな苦痛となるところにもあります。

 

日本には年間3万人を超える自殺者がいると言われており、自殺の原因は健康的な問題が第1位で経済的な問題や生活苦は第2位に続いています。

 

それだけお金の問題というのは、本人からしてみると深刻ということでしょう。

 

借金による自殺を防ぐためにも、多重債務者を減らすことは重要だということが分かりますね。

 

いずれにしても、借金問題は時間との勝負です。

 

時間がたてばたつだけ状況は悪化し、取れる対応策も減っていきます。

 

実は借金問題は早期の段階であれば、問題を解決するのはそれほど難しいことではありません。

 

1人で悩み続けるのではなく、1日も早いタイミングで専門家に相談することをおすすめします。

 

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なぜ多重債務に陥ってしまう?その仕組みを解説

多重債務に陥ってしまうのは、何が原因なのでしょうか。

 

多重債務者向けの相談窓口で、借金をした理由のアンケート調査をおこなった結果、以下のような結果となりました。

 

■多重債務者が借金をしたきっかけ
1位 定収入・収入減による生活費・教育費などの不足
2位 商品・サービスの購入費
3位 事業資金の補てん
4位 住宅ローン等の借金の返済資金
5位 ギャンブル・遊興費
6位 本人・家族の病気・けが
7位 保証・借金の肩代わり
※参考:地方自治体および財務局等における多重債務相談の状況について
file:///C:/Users/asato/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/E6SV7T7D/01.pdf

 

多重債務者のほとんどが、遊びやギャンブルのような無駄遣いではなく、生活に必要なお金をねん出することが目的だったことが分かります。

 

一時的に生活費が足りないというような場合に、キャッシングやカードローンを利用してお金を手にすることは悪いことではありません。

 

ですが、これはあくまでも一時的な解決方法。

 

そもそも生活するためのお金に困っているような場合、借金をしてしまうと次月以降の返済費用をどうやってねん出するかが問題となってきます。

 

このような人は、まずは収入に見合った生活に見直しをすることが大事!

 

返済資金がないのに借金をしてしまうと、返済しては借りるを繰り返すことになります。

 

気が付くと利用限度額がいっぱいとなってしまい、新たな借入先に頼らざるを得なくなるというわけです。

 

このような悪循環にハマってしまうのが借金地獄の始まりなのだということをよく覚えておいて下さい。

 

多重債務の解決には“債務整理”が一番!

多重債務に陥ってしまった場合、解決方法は“債務整理”のみだと言っても過言ではありません。

 

そもそも、複数の貸金業者から借り入れをしてしまうような経済状況で、自分の力で完済を目指すのはかなりの努力が必要となります。

 

もう借金を繰り返すことのないように、生活そのものを見直すことも重要なので、債務整理で借金の負担を軽減しつつ、生活スタイルや支出の改善をはかりましょう!

 

債務整理の手続きは以下の4つ。

 

任意整理

 

貸金業者に「利息金カット・遅延損害金カット・長期分割返済」の条件で交渉をおこなう手続きです。

 

借金元金そのものが高額ではない場合、発生する利息金などをカットしてもらって、元金のみを分割払いとすることで返済の負担を軽減できます。

 

過払い金請求

 

払いすぎた利息金が発生している場合には、それを返還してもらうことができます。

 

利息制限法を超えた金利での借り入れがある場合のみ、この手続きがおこなえます。

 

個人再生

 

借金が高額に上る場合、5,000万円以下であればこちらの手続きが可能です。

 

裁判所へ申し立てをして、すべての借金を「原則、5分の1以下・3年の長期分割返済」にします。

 

家を残したい人は、住宅ローンを除いて手続きすることも可能となっています。

 

自己破産

 

すべての借金の返済義務をなくす手続きです。

 

手続き後、借金返済から解放されることになりますが、一定額を超えた資産は処分して債権者に分配されることに。

 

守りたい資産がある場合には、安易にこちらの手続きを選択しないようにしましょう。

 

借金や仕事、収入の状況に合わせて最も適した手続きを利用すれば、手続き終了後は大きな負担なしに借金完済を目指すことができます。

 

どの手続きがいいかは、弁護士や司法書士とよく相談したうえで決定するようにしましょう。

 

いずれにしても、自己破産しか選択肢が無くなる前に問題解決に向けて動き出すことが鉄則です。

 

悩んでいても取れる対応策は減っていくだけで、事態は毎日悪化していくだけです。

 

まずは1日も早いタイミングで専門家に相談することをおすすめします。

 

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債務整理をするときの注意点

最後に、債務整理の手続きで気を付けたいポイントをまとめておきましょう。

 

法律事務所選びは慎重に

 

債務整理を相談する法律事務所選びは慎重に行ってください。

 

選ぶ基準は“債務整理案件の実績”と“担当者との相性”です。

 

弁護士や司法書士事務所だからと言って、どこでも借金相談を受けているわけではありません。

 

債務整理を得意としている事務所もあれば、あまり積極的に依頼を受けていない事務所も。

 

なるべく債務整理の案件を多く取り扱っているような、借金問題に強い法律事務所を選ぶようにしてください。

 

その中で、担当者のレスポンスが早い、コミュニケーションがとりやすい、といった自分と相性の良い事務所を絞るといいですよ。

 

借金滞納する前に手続きを開始する

 

債務整理に着手するのであれば、早ければ早いほどいいでしょう。

 

とくに、借金を滞納してしまう前に手続きを開始するようにしてください。

 

理由は“相手や裁判所の心象が悪くなってしまう”から。

 

いくら法的に認められている手続きだとは言え、貸金業者からすれば、債務整理を認めるのは会社のマイナスです。

 

利用時に何度も返済が遅れていたり、返済しないまま債務整理をされるとあまり印象は良くないですね。

 

とくに、任意整理の場合には、貸金業者との直接交渉となります。

 

相手にスムーズに交渉に応じてもらうためにも、利用態度には注意しなくてはいけません。

 

返済が苦しいと感じたら、すぐに専門家へ相談して指示を仰ぎましょう。

 

多重債務と債務整理まとめ

多重債務に陥ってしまう一番の原因は、収入<支出という生活スタイル。

 

このような人は、お金が足りないからと借金をしてしまうと、返済ができず借金を繰り返す羽目になるので要注意です。

 

多重債務は“債務整理”で解決するのが一番。

 

ただし、借金問題さえ解決できればいいのではなく、借金をしてしまう生活自体を改めるようにしましょう。

 

債務整理をする場合には、借金問題に強い法律事務所へ相談するようにしてください。

 

返済に苦しんで借金滞納してしまう前に、1日でも早い段階で専門家に相談をして下さい。

 

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