借金から逃げる方法はないが、詐欺罪で警察に捕まる事や裁判になる事はある

借金から逃げる方法はないが、詐欺罪で警察に捕まる事や裁判になる事はある

借金からは逃げられない!手遅れになる前に債務整理を検討するのが一番

『学生時代に消費者金融に申し込んでみたら、あっさりと借り入れができてしまった。』

 

一度、簡単に借り入れができてしまうと、多くの人はお金を借りることへのハードルが下がってしまいます。

 

生活費や交友費など、色々な会社から気軽に借りているうちに借金が膨らみ、ついには返済に困ってしまうという人は少なくありません。

 

借金が増えてしまうと、「上手くやれば借金から逃げられるのではないか?」という思考が過ることもあるかもしれません。

 

しかし、それは非常に危険な思考であり絶対に逃げてはいけません。間違いなく後々後悔します。

 

『結論から言えば、借金からは絶対に逃げられません。』

 

それどころか、借金から逃げることによって更に状況が悪化する可能性が高いでしょう。

 

今回は、借金から逃げようとするとどういった結末がまっているのか。

 

借金から逃げるのではなく合法的に、生活に影響を受けないように借金問題を解決する方法を解説します。

 

また、『複数社からお金を借りていて、他から借りて返済をするような自転車操業状態が続いている。』

 

『自力で借金を返済するのは厳しいと頭では分かりながらも、放置してしまっている。』

 

このような状態にまで状況が悪化している方は、手遅れになる前に今すぐに法律事務所に相談をしてください。

 

どの法律事務所に相談をしたら良いのか分からない方は、簡単に利用できる無料シミュレーションサイトの利用が便利です。

 

それでは解説をしていきます。

借金の時効とは?時間が経てば逃げられるのではないかという幻想は危険!

『借金には時効がある』

 

このような話を耳にしたことがある人も多いことでしょう。

 

どうあがいても、借金からは逃げられないと冒頭で結論をお話ししました。

 

ですが、「時効までの間に借金から逃げ回ればいいのでは」と考える方も一定数いる事も事実。

 

しかし、そう簡単にはいきません。

 

もしこの理屈が通るなら、日本で毎年5万人以上の人が自己破産の手続きなんてしていません。

 

自己破産をせずに、時効まで逃げてしまえばよかったわけですよね。

 

それができなかったからこそ、こんなにも借金で苦しんでいる人がいるという現実があります。

 

まず逃げられない理由の一つに、「お金を貸したことはなかなか忘れない」というものがあります。

 

お金を貸したことは、意外としっかり覚えているもの。

 

中学生時代に貸したジュース代をクラスメイトが返さなかったというネタ話は同窓会でのあるある話です。

 

「そんなこともあった!まだ覚えているぞ!」と、三十年も前の貸し借りをしっかり覚えていることだって珍しくありません。

 

ジュース代だって貸したことを覚えているわけですから、もっと大きな金額だったらそう簡単に忘れませんよね。

 

これが個人間ではなく、企業となれば更に時効まで黙って待っていてくれるはずもありません。

 

後ほど解説する時効の援用は当然行われますし、逃げているうちに、法的処置をとられ裁判となるのが目に見えています。

 

また、連帯保証人になってしまった事で背負った借金であっても、借金は借金。

 

気の毒ですが、「自分が作った借金じゃないのに!」と主張しても、借金を背負ってしまうことに代わりはありません。

 

やはり貸した側はきっちり覚えていますから保証人に取り立てがいくことになります。

 

時効があっても借金の援用による「中断」によって妨げられる

借金の時効は5年または10年。

 

簡単にどんな相手からの借金に、どの時効年数が適用されるか見てみましょう。

 

・個人の貸し借り 10年
・消費者金融の企業からの借り入れ 5年
・個人の貸金業者からの借り入れ 10年
・信用金庫からの借り入れ 基本は10年(例外あり)
・銀行からの借り入れ 5年

 

これらが時効年数の具体例になります。

 

ただし、信用金庫からの借り入れであっても、会員や個人事業主が借り入れたのであれば、時効は5年になります。

 

貸し借りした当事者のうちの片方は事業をやっているか?企業なのか?などによって時効の年数が変わってきますので注意が必要です。

 

消費者金融からの借り入れは5年で時効となりますが、消費者金融はそもそもお金を貸すことが仕事ですから、時効の完成を待って借金から逃げてしまうということを許すはずがありません。

 

時効は「中断」という手段で完成を妨げることができます。

 

中断されると、時効は振り出しに戻るという特徴があります。

 

つまり、「4年経ったぞ!あと1年で時効だ」という時に消費者金融が時効の中断にあたる行為をすると、あと一年で完成するはずだった時効がまた最初からやり直しということになってしまうのです。

 

消費者金融からお金を借りて「しめしめ、このまま時効まで逃げていよう」と考えても、「中断」という仕組みがあるので、時効を完成させて借金から逃れるのはとても難しいことなのです。

 

繰り返しとなりますが、借金問題は時間がたてばたつだけ状況は悪くなるだけで、良くなることは絶対にありません。

 

現在、借金問題に悩んでいるのであればまずは1日も早く専門家に相談することをおすすめします。

借金から逃げたら裁判で訴えられる?意外な行為も中断に

中断の効果がある代表的な行為は「訴えること」。

 

つまりは裁判を起こされてしまうという事です。

 

しかし、借金から逃げようとしても、必ず訴えられるというわけではありません。

 

ですが、時効を中断させる代表的なものが裁判上の請求、つまり訴えることなので、訴えられる可能性は決して低くないといえるでしょう。

 

「身を眩ませていれば訴えられなくて済むかも?」と考えるかもしれません。

 

ですが、住所がわからない場合も公示送達という方法で訴えてしまうことができるのです。

 

この方法は裁判所の掲示板に訴状を貼り出すことによって、住所の分からない相手に訴状が届いたことにするという方法です。

 

貸し手が「時効を中断させてやる!逃がさない」と怒っていれば、たとえ大急ぎで転居して住所をわからないようにしたとしても、訴えられてしまうことがあるということです。

 

時効を振り出しに戻す中断には、他に「差し押さえ」や「債務の承認」といった行為があります。

 

消費者金融からでも友人からでも逃げる方法はなしという結論

中でもとっても怖いのが「債務の承認」です。

 

一体どんな意味だと思いますか?

 

時効の中断で時効が振り出しに戻ってしまうこと自体が、借金から逃げようと考えている人にとってはとても怖いことです。

 

債務の承認にも時効中断の効果があり、しかも簡単にできてしまうのです。

 

シンプルに言うと、債務の承認とは、「お金を貸したよね」「うん」というやり取りのことです。

 

つまり、「借金をしました」と言葉や態度で認めてしまうことなのです。

 

他に具体例を挙げると、「借金の一部の返済」や、「返済を待ってくれるように頼むこと」がこの債務の承認にあたります。

 

支払いを猶予してもらうことや借金の一部の支払いは、借金があると認めるからこその行動ですよね。

 

時効完成で借金から逃げることを狙っても、意外と簡単に逃げ道は塞がれてしまうということです。

 

国内を逃げ回る!住民票で即バレることも

国内のどこか遠くに逃げるのはどうでしょうか。

 

こっそり引っ越しをして住民票を移してしまえば問題なし、なんて考えていませんか?

 

実は住民票は第三者も取得できてしまうのです。

 

自分が債権者であることを証明し、手続きに則って請求すれば住民票の取得は可能です。

 

ですから、住民票を移してしまうとあっさり逃げた先が債権者に知られてしまいます。

 

では、住民票を移さないでおくといいのではないか?という話ですが、そう簡単にはいきません。

 

それは、住民票を移さないことに罰則があるからなのです。

 

住民票は転入をした日から14日以内に移さないと過料が科される可能性があります。住民基本台帳法にもそう定められています。

 

また、住民票を移さないでおくと、免許証の手続きなど、日常生活に必要な手続きが難しくなってしまいます。

 

では、住民票を移さなくてよい範囲に引っ越せばいいと考えがちですが、住民票を移さなくてよい範囲となると、かなりの狭い地域を移動することになりますよね。

 

金融機関や消費者金融の代理人弁護士などが聞き込みをすると、あっさりと引っ越し先が知られてしまうことも少なくありません。

 

法律に従って住民票を移せば住所を知られ、移さなければ罰則がある。

 

移さなくてよい範囲だと、普段の生活区域が変わらないことや顔馴染みが多いせいで簡単に足がつく。

 

いきなり引っ越しをすれば逃げ切れるかというと、そういうわけではありません。

 

やはりお伝えしている通り、早期の段階で専門家に相談をし合法的に問題を解決するのが1番なのは間違いありません。

遠いところに逃げるのはどう?海外へ逃げても無理なのか

 

では、今度は距離の面で遠くに逃げてしまったらどうでしょう。

 

時効の中断があったとしても追って来られないような、例えばアメリカやフランスとまではいわなくても、タイや韓国など物価の安いアジアへ逃げてしまうならどうでしょうか。

 

債務を承認してしまって時効が振り出しに戻っても、海外へ逃げてしまえばおしゃべりだって簡単にできません。

 

時効が完成しやすくなります。

 

また、お金を貸した側だって取り立てするのが難しくなりますよね。「これなら逃げられるのでは?」と思ってしまいます。

 

しかし、海外逃亡しても、そんなに上手くはいきません。

 

借金の場合、海外にいる間も時効が進行します。

 

犯罪などの刑事事件では海外へ行くと時効が中断するのですが、借金は民事の話なのでそのまま時効が経過するのです。

 

債権者側は海外の不慣れな地で債務者を探し出すことはとても難しいです。

 

ですが、借金額が大きいのであれば、基本的に担保を提供していることが多いですよね。

 

自分の所有するものが競売に付されてすっかり姿を消していたとなると、帰国後にどうやって生活するのでしょうか。

 

もちろん借金から逃げたわけですから、金銭面で手助けをしてくれる企業はほぼ見つかりません。借りることができるとしたら闇金くらいです。

 

また、前述しましたが、貸しては借り手の住所がわからない状態でも訴訟を起こすことができます。

 

「しめしめ。このまま5年間逃げ切ってやろう」と企んでいても、日本国内で訴訟を起こされて時効は中断、担保もすっからかんということになりかねません。

 

そもそも、海外に逃げるためにはそれなりの金額が必要ですが、借金で行き詰っているのであれば海外逃亡の資金捻出自体が難しいのではないでしょうか?

 

それこそ海外逃亡用の資金を消費者金融や銀行から借りようとしても、「借金を返さない」ということは滞納が続いている可能性が高いということ。

 

信用情報にブラックリストとして記載されていることになります。

 

企業がお金を貸す場合は信用情報を参照しますから、ブラックリストの一人だと分かれば、ほぼ審査落ちで、お金を借りることはできません。

 

海外に逃げよう!

 

現実的ではない考え方です。

 

借金から逃げたら犯罪?警察に追われる可能性もゼロではない

前項で「借金は刑事ではなく民事の話」という説明をしました。

 

だからこそドラマのように、借金をして海外へ行くからと言って警察が空港で張り込みをしていて逮捕ということはありません。

 

しかし、これには「一部の例外を除いて」という断り書きがつきます。

 

それは借金から逃げることが詐欺罪に該当してしまう場合があるからです。

 

最初から返すつもりもなくお金を借りた、踏み倒す気でいたのにお金を借りたなら、詐欺罪に該当する可能性があります。

 

詐欺は立派な犯罪ですから警察から追いかけられますよね。

 

借金は民事で、個人間の問題、あるいは個人と金融機関などの問題です。

 

ですが、お金を借りたことが詐欺罪にあたれば警察に追われることになります。

 

金融機関に警察まで加わってしまっては、逃げることは絶望的という他ありません。

 

姓が変わっても借金の記録は残るって知ってる?

遠隔地への逃亡が無理なら、名前を変えてみるのはどうでしょうか。

 

例えば姓が鈴木で名前が一郎だったとします。鈴木一郎という名前でお金を借りているわけだから、姓を『佐藤』に変えてしまえば、佐藤一郎となり、まったく別人になります。

 

それなら自分の作った借金ではないと言い張ることができるのではないかという理屈です。

 

しかし、この理屈も通りません。なぜなら、名前を変えたくらいでは、情報を辿っていけばあっさり前の名前がわかってしまうからです。

 

取引履歴や信用情報を確認すると、その人の履歴がまったく出てこないことに金融機関や消費者金融は「あれ、おかしいぞ?」となります。

 

そうすると次に考えるのは、結婚や離婚で姓が変わってしまって履歴や情報が呼び出せないから、出てこないのではないかということです。

 

名前を変えても情報を辿っていくと、簡単に昔の名前を突き止めることができます。結果的に、借金からは逃げられないということです。

 

債務整理で合法的に解決をするのが一番

時効も難しい。

 

海外逃亡も難しい。

 

名前を変えてもすぐにバレる。

 

借金から逃げることはほぼ不可能に近いといえます。

 

そこで考えたいのが、「逃げる」のではなく「借金を片付ける」ということです。

 

逃げるのではなく、合法的にきちんと借金を片付ける方法があります。

 

その方法とは、「債務整理」。最近ではテレビCMも多く放送されていますので、名前を耳にしたことがあるこもしれません。

 

債務整理には自己破産や個人再生、任意整理、特定調停といった方法があります。

 

なじみが深い過払い金請求も債務整理の一つです。

 

借金の額やその人の所持している現在の財産によってどの方法が適切か変わってきます。

 

これらの方法はまとめて債務整理と呼ばれ、積み重なって返済が苦しい借金を整理できる合法的な方法なのです。

 

債務整理や自己破産というと、人生の終わりと思う方もいます。

 

ですが、債務整理をする人は年々増加しており、実際に専門家に相談をしてみると思った以上にあっさりと借金問題が解決するケースがほとんどです。

 

また、長期に渡って返済をしている人の場合、多額の過払い金が発生しており、相殺により借金が帳消しになったどころか、お金が戻ってきた。という事例も多いです。

借金から逃げるという方法まとめ

 

借金から逃げ切るのは難しいです。

 

もし奇跡的に逃げ切れたとしても、借金から逃げたという現実はその後の人生に暗い影を落とします。

 

本当にお金が必要で苦しんでいる時に、誰も金銭的な援助をしてくれない可能性があるのです。

 

心の底から愛する家族と住むための家が欲しいと願った時にどこも住宅ローンを貸してくれなかった。

 

そしてその理由が過去に借金から逃げたことであった。想像すると辛くないですか?

 

逃げるのではなく、きちんとした方法で借金を整理してしまいましょう。

 

『債務整理をすることで借金に苦しんでいる人も人生をやり直すことができます。』

 

まずは1日でも早く専門家に相談をすることをおすすめします。

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